CAST&STAFF

映画「女神は二度微笑む」 ヴィディヤー・バーラン

ヴィディヤ:ヴィディヤー・バーラン

 ボリウッドの演技派美人女優。1978年1月1日、ケーララ州パーラッカール近くのプトゥル村に生まれ、ムンバイで育つ。会社役員の父や母が話していた言語、マラヤーラム語、タミル語のほか、ムンバイの言葉マラーティー語、さらにヒンディー語、英語、ベンガル語にも堪能となる。幼い時から女優を志し、16才の時にテレビドラマ「Hum Paanch(私たち5人)」に出演。しかし教育を重視する両親の意向により聖ザビエル大学で社会学を専攻、ムンバイ大学大学院で修士号も取得。

 映画俳優としてのデビュー作は2003年のベンガル語映画『Bhalo Theko(お元気で)』で、続いて出演したヒンディー語映画の文芸作品『Parineeta(既婚女性)』(2005)での演技力が認められ、フィルムフェア賞新人女優賞を受賞する。以後、順調にヒロイン役を重ね、アミターブ&アビシェークのバッチャン父子と共演した『Paa(パパ)』(2009)ではフィルムフェア賞主演女優賞、『Ishqiya(エロティック)』(2010)では同賞の批評家が選ぶ主演女優賞、そして『Dirty Picture(下卑た映画)』(2011)では国家映画賞主演女優賞を受賞するなど、演技派女優としての地歩を築く。2012年の『女神は二度微笑む』でもフィルムフェア賞主演女優賞を受賞、ボリウッド随一の演技力のある女優として存在感を発揮している。

 キャリアの絶頂期である2012年12月14日に、大手映画製作会社インド・ディズニー社トップのシッダールト・ロイ・カプールと結婚。人気俳優アーディティヤ・ロイ・カプール、クナール・ロイ・カプールの兄嫁となったが、以後も『結婚の裏側』(2014)などに出演、女優として活躍を続けている。

映画「女神は二度微笑む」 パランブラト・チャテルジー

ラナ:パラムブラト・チャテルジー

 ベンガル語映画界の人気俳優。ベンガル語読みではポロムブロト・チョットパッダエ、ヒンディー語読みではパラムブラト・チャテルジーとなる。1981年6月27日コルカタ生まれ。両親は共に映画評論家で、母方の祖父は、サタジット・レイと並ぶ高名な芸術映画の監督リッティク・ゴトク。ジャドプル大学で英文学を専攻し、修士号を取得。その後イギリスのブリストル大でも、映画&TV製作の修士号を取得する。

 2003年、サタジット・レイが執筆したサスペンス小説の映画化で、息子ションディプ・ラエが監督した『Bombaiyer Bombete(ボンベイのゴロツキ)』で俳優としてデビュー。本作がヒットしてシリーズ化されたことにより、主人公の助手役を演じたパラムブラト・チャテルジーも一挙に知られるようになる。その後、ベンガル語映画を中心に英語映画やテレビドラマに出演、キャリアを重ねたあと『女神は二度微笑む』に出演。本作のヒットで、広く全国に顔と名前が知られるようになった。

 2014年は上半期だけでも6本の主演作が封切られており、また、東京国際映画祭ワールドフォーカス部門上映作品『オプーのうた~「大地のうた」その後』でも主役を演じるなど、ベンガル語映画界で今最も活躍している俳優である。
2011年には監督としてもデビュー、3本の作品を世に出している。

映画「女神は二度微笑む」 ナワーズッディーン・シッディーキー

カーン:ナワーズッディーン・シッディーキー

 インドで最も注目されている個性派男優。1974年5月19日ウッタル・プラデーシュ州ブダーナー生まれ。家は農家で、ハリドワールのグルクル・カーングリー大理学部を卒業後、石油化学製品会社に短期間勤務。辞職後デリーに出てガードマンとして働いている時に演劇に目覚め、国立演劇学校(NSD)に入学、1996年に卒業する。

 卒業後はムンバイに移り、1999年アーミル・カーン主演作『Sarfarosh(命をかけて)』に端役で映画初出演。その後は下積みが続いたが、2009年、アヌラーグ・カシャプ監督作品『デーウD』(大阪アジアン映画祭で上映)の芸人役で注目される。2012年には『女神は二度微笑む』のカーン警視役で圧倒的存在感を発揮、同年の『血の抗争Ⅰ・Ⅱ』(アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映)の主演でその人気を決定づける。アーミル・カーン主演作『Talaash(捜査)』(2012)では、インド国家映画賞の審査員特別賞を受賞したほか、香港で開かれた第7回アジアン・フィルム・アワードの助演男優賞を受賞した。

 2013年のカンヌ国際映画祭では、『めぐり逢わせのお弁当』、『Monsoon Shootout(モンスーン銃撃戦)』、インド映画百年記念のオムニバス映画『Bombay Talkies(ボンベイ・トーキーズ)』と、自身の主演作3本が上映され、レッドカーペットを歩いた。2014年も、『ライアーズ・ダイス』(なら国際映画祭で上映)の主演や、サルマーン・カーン主演作でスーパーヒットした『Kick(キック)』に悪役で出演するなど、様々な話題を提供している。